先日ストーブをもらったけど着火しない、朝からの雨なので思い切って修理を始めた、「これぐらい」とタカをくくって見えるネジを全部緩めて
も上側も前面もどこも外れん、隙間からじろじろ観察するとネジ止め以外に部品同士を引っ掛けたり曲げたり固定、案外手こずった
バラしてみると燃焼部分にゴミか金属の酸化したものか判らないような物がこびりついていたのでマイナスドライバーやワイヤーブラシを
使って掻き落しついでに長年溜まったホコリやゴミを取り除き組立て、‘スイッチON’ でしばらくすると着火ヒーターが赤くなりやがて灯油の
気化したものが出てきて着火、直にブルーの炎となったが途中数回オレンジ色の炎になって再び透き通るようなブルーの炎で落ち着いた
何だかんだで日が暮れて今日も一日が終了
寒いときの五右衛門風呂は最高! 焚いて直に入り軟らかいケツが釜に触れるとたまげるほどに熱い、その時が玄人と素人の分かれ
路、玄人は風呂のふちに手を掛けそぉ~と身体を浮かべる、素人はケツの熱さにたまげて不規則にバタバタと動くこれが致命傷、無意識
のうちに腹を凹ましてケツを浮かそうとすると当然背中が釜に当たる、やっぱり熱い後は手が当たり膝が当たりまるで溺れてもがいている
よう まぁ そうならんように丸い木の板(私の生まれた所では ‘ゲスイタ’ と言っていた)を沈めてその上に乗る、そうすりゃぁなんてことは
ない大仏様が入っているように動く事も無く気持ちよくじっとして居れる、でも贅沢なのは焚口のオキ(炭火)がじわぁーっと消えてお湯の
温度より少し暖かいくらいの時にゲスイタ無しで入ると釜に当たっているところから心地よい暖かさが皮膚を通して流れている血を温めそ
れが全身に行き渡るあぁ~~ごくらく極楽!
この時期風が吹くとまるで吹雪のように木の葉が舞い落ちて屋根も田圃も路も褐色の絨毯のようでそこを歩くと足の下で枯葉が砕ける乾いた音が心地よく周りに響きます、
枯葉は何時までもそのままにしておきたいけど周辺の‘目’もあることだし自分の都合ばかりではやれませんねぇ。
堆肥にするには落ち葉の下で自然発酵している腐葉土なども採取して集めた落ち葉と混ぜ、少し水をかけしっかり踏込んで圧縮し醗酵を待ちます、醗酵熱が下がると隣の枠に切り返しこれを何度か繰り返すと万能堆肥の出来上がり、そのまま畑に入れたりフルイで少粒のものを選り分けて土と混ぜ野菜の苗土などに利用します。
この稲は春の種まき交流会から始まり田植、草取り、稲刈と参加された皆さんで進めた、種まきは苗箱のポットに一粒づつ落とし、田植は一箇所に一本植え、草はチェーン曳きや手取り、稲刈は鎌で刈る、乾燥はハデ干し、
コンバインで収穫すると刈取と脱穀が一度で終わり乾燥機に入れたらおしまい!
2週間もハデ干ししたら乾燥出来るけど他の用が先になり何時までもハデに掛かったまま、それを見た鹿が自分の餌だと思ったのか食われに食われて収穫はチョロッとだけ
昼から急な来客があり稲こぎに行ったのは夕方の4時過ぎ、急いで機械の点検を済ませてスタート、作業は順調に進んだが晩秋の日暮れはとても早く片付けてシートを掛けたら薄暗くなり帰りの軽トラはライトを点灯
7年前、広島県の中西部に‘Iターン移住’し自然農法を実践しながらの田舎暮らし、周辺からは農薬の飛散も無く朝から夕方まで太陽があたり田圃に入る水は耕作地上流の山から落ち葉の堆積した土を通って流れ下った水使う、
こんなに素晴らしい環境でやれるのは、地域の多くの方々からの土地の提供やヘリコプターによる防除をやらない等、理解と協力があって成り立っています。
一般的米作りをやっている人から「肥料を入れないで米を収穫し続けたら土の栄養分がどんどん無くなって‘痩せた土’になる」と言われたけど実際には写真の通りで無農薬、無肥料(米糠と菜種油粕は入れました)を続けけるほど稲刈後に生えてくる草もだんだん多く生えるようになってきた。
無農薬、無肥料をやり続けると天然の微生物などがよみがえり土を豊かにし植物も育ちやすくなる、田圃の南側の杉、桧、ナラなど山の木には化学肥料も農薬防除もやっていないけど病気にもならず大きな樹に育っている。
今まで(慣行)の農法はその地域にいる有用な微生物等をも農薬などで死滅させその結果、地力不足となった農地には化学合成肥料で対応し、病気や害虫に対して抵抗力の少ない作物には農薬で対応、そうやって‘作った商品’の細胞は崩れたものがあるという、商品だから当然消費者がいる、
そんな商品を何世代にも亘って食べ続けるのを想像すると・・・・
画面の左下から山に上がる路があり そこの草刈りで一日汗をかいた休憩の時のアイスの美味いこと ゴクラク ゴクラク
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