井戸ボーリング機械に簡易クレーン取付

簡易クレーンを使ってみるととっても楽ちん
今まで、重たい鉄パイプを人力でよく持ち上げていたなと思った

井戸ボーリング 掘削中

花崗岩が風化してマサ土となっている、粘土分もかなりある、少量の地下水も在るので掘削中は泥水となって地上に噴き出してくる(掘削用の高圧エアーで押し上げられる)。

ハウスで使う水をボーリングで ⑦井側で囲って完了!

掘削深さ60m、井戸ケーシングはVP100mm、水中ポンプはGL-36m、
水量は60mからエアリフトで120ℓ/分、36mから水中ポンプで90ℓ/分(約173t/日)
鉄分、フッ素、マンガンは検出しない
地上ユニット部分を井側で囲って完成!
ボーリング井戸から後ろに見える緑色の貯水タンクに貯めてハウスに送る

ハウスで使う水をボーリングで ⑥水中ポンプ設置

水中ポンプの準備から井戸ケーシングパイプの中に降ろす時にパラパラと冷たい雨が落ちだした、急いでいると写真を写し忘れた
ここから先のグリーンの貯水タンクまでは別の配管屋さん電気も電気工事屋さんの工事となるので後はポンプ囲いをやるだけで終わり

ハウスで使う水をボーリングで ⑤井戸蓋周辺

井戸ケーシングパイプ((VP100mm)の地表付近はコンクリートで固める
パイプの中に水中ポンプを降ろしたら井戸蓋を置く(次回)

40cm×40cmの型枠

40cm×40cmの型枠

コンクリートが固まるまで養生

コンクリートが固まるまで養生

ハウスで使う水をボーリングで ④水が出た!

現場で鉄分やフッ素の簡易検査をする

現場で鉄分やフッ素の簡易検査をする

地下60mまでホースを入れて空気を送り孔内の洗浄をする
癖のないとっても良い水が多量に出た

ハウスで使う水をボーリングで ③

水が出たので掘削を止めて井戸ケーシング(VP100mm)を60m挿入

掘削用ロッドとエアハンマーを引き上げる

掘削用ロッドとエアハンマーを引き上げる

VPφ100mm井戸ケーシングパイプに水の入る穴を加工

VPφ100mm井戸ケーシングパイプに水の入る穴を加工

井戸ケーシング(VP100mm)4m×15本=60m

井戸ケーシング(VP100mm)4m×15本=60m

VPを60mまで継ぎ足しながら降ろす

VPを60mまで継ぎ足しながら降ろす

ハウスで使う水をボーリングで ➁

標高310mで緩やかな谷部分の水田跡地にビニールハウスが数十棟立ち並ならんでいる場所での井戸ボーリング、
地表(耕土)から数m下まで転石、玉石砂礫が重なり合っている状態でその下は風化花崗岩(真砂土状)が地下30mくらいまである、
この地層は非常に崩れやすいので崩壊防止用の鋼管パイプを打ち込む
30mから花崗岩となった、ここでいったんビットを引き上げて通常掘削用ビットと交換して再び孔底まで降ろし掘削する
30m以深は花崗岩となるがキレツも多くあり崩壊しやすい

右が鋼管パイプ挿入ビット、左は掘削ビット

右が鋼管パイプ挿入ビット、左は掘削ビット

地下15m付近崩壊防止パイプ打込み中

地下15m付近崩壊防止パイプ打込み中

左側は建設中のハウス 泥水で汚さないように気をつかう

左側は建設中のハウス 泥水で汚さないように気をつかう

田んぼ一枚先が見えないほどの霧

田んぼ一枚先が見えないほどの霧

ハウスで使う水を井戸ボーリングで①

ビニールハウスで使う水をボーリングで確保することになった
四トン車で三往復し機材を運ぶ、地表に近い所は転石や玉石が重なり合っている、こんな所や軟質な地層は掘削しても崩れて進まない、崩壊防止として本来の掘りたい穴の径より一回り大きなサイズの鋼管パイプを打ち込む。
写真はその様子

宮島へ(言っときますが 遊びじゃぁないでぇ)

今回で3度目となるボーリング工事の下見、世界遺産でもあり、国の特別史跡及び特別名勝厳島に指定されている宮島
しかも、大鳥居の奥にある社殿から数百メートルの場所が予定地
一般地域に比べて作業に対する制約が多く、事前に環境庁との打ち合わせを行い許可後の作業となる
農作業や里山整備の合間を見ては担当者の方と相談しながら許可申請書作りをやっている

宮島の大鳥居の右奥あたりで仕事の予定があり現場の下見に行きます

宮島の大鳥居の右奥あたりで仕事の予定があり現場の下見に行きます

宮島に渡ったら厳島合戦の説明板

宮島に渡ったら厳島合戦の説明板

菊乃家さんの足湯を楽しんでいる観光客の方も

菊乃家さんの足湯を楽しんでいる観光客の方も

島内では唯一の足湯がある菊乃家さんでは観光客の方がまったりと寛いでおられる姿も見られた
無料で入れて、足湯に置いてあるメニューに応じて注文するとホテルのレストランから届くので外で楽しめる
VFKも足湯でアイスを食べたりしながらゆっくりしたかったけど吉田でSUMさんがヘリコプター整備の事で待っているのでコーヒーも飲まずにフェリー乗り場まで送ってもらう
   

井戸ボーリング完了、孔内洗浄

久々に気合の入った井戸掘りとなった
上層は硬質の巨礫や転石玉石混じりの砂質土で、孔壁の崩壊を防ぐために鋼管を入れながらの掘削作業
岩盤は破砕帯で、掘削できるけど崩壊が激しい、水が出たので掘削用のビットを引き上げてVP100mmを挿入したけど途中から降りなくなった、仕方なくVPを引き抜き、再掘削しながらビットを孔底まで降ろしてから引き上げる
VPを再度挿入し地表近くの「うわ水」や「鉄分の多い水」を遮断して仕上げた

水が出たのでVPの挿入

水が出たのでVPの挿入

孔底よりエアーを出して井戸の洗浄

孔底よりエアーを出して井戸の洗浄

現場での簡易水質検査

現場での簡易水質検査

井戸ボーリング 掘削が始まる

地中には人の背丈ほどもある巨岩がゴロゴロしている、重なり合った巨岩や転石等の隙間にはレキ混じりの砂質土が在り
掘削したらそれらがボロボロと崩れる、手間はかかるけど崩壊防止の鋼管パイプを挿入する
久々に手強い現場となりそう

掘削開始

掘削開始

掘削孔壁が崩壊しなくなるまでこのビットで鋼管を打ち込む

掘削孔壁が崩壊しなくなるまでこのビットで鋼管を打ち込む