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自然農法実施年数での違いを田圃の草で確認

7年前、広島県の中西部に‘Iターン移住’し自然農法を実践しながらの田舎暮らし、周辺からは農薬の飛散も無く朝から夕方まで太陽があたり田圃に入る水は耕作地上流の山から落ち葉の堆積した土を通って流れ下った水使う、
こんなに素晴らしい環境でやれるのは、地域の多くの方々からの土地の提供やヘリコプターによる防除をやらない等、理解と協力があって成り立っています。

一般的米作りをやっている人から「肥料を入れないで米を収穫し続けたら土の栄養分がどんどん無くなって‘痩せた土’になる」と言われたけど実際には写真の通りで無農薬、無肥料(米糠と菜種油粕は入れました)を続けけるほど稲刈後に生えてくる草もだんだん多く生えるようになってきた。

無農薬、無肥料をやり続けると天然の微生物などがよみがえり土を豊かにし植物も育ちやすくなる、田圃の南側の杉、桧、ナラなど山の木には化学肥料も農薬防除もやっていないけど病気にもならず大きな樹に育っている。

今まで(慣行)の農法はその地域にいる有用な微生物等をも農薬などで死滅させその結果、地力不足となった農地には化学合成肥料で対応し、病気や害虫に対して抵抗力の少ない作物には農薬で対応、そうやって‘作った商品’の細胞は崩れたものがあるという、商品だから当然消費者がいる、
そんな商品を何世代にも亘って食べ続けるのを想像すると・・・・

2年目 広範囲

2年目

3年目 広範囲

3年目

5年目を広範囲に

5年目

2 comments to 自然農法実施年数での違いを田圃の草で確認

  • jake

    私が北海道に来たばかりの35年前、水田農家の方が「田んぼに堆肥を入れたら田んぼは死ぬ」みたいなことを言っていたのを思い出しました。JFKさんと会った頃は「うちの米は堆肥がたくさん入ってるからうまい」と言っている人たちがいましたね。あの頃は米の品種が変わったのかな?位に思ってましたけど、植物の本質は変わっていないようですね。今、こちらの酪農家は多頭数飼育が増えて糞尿が大量に出るため堆肥化すら間に合わず、ほとんど生の糞尿を「堆肥蒔き」と称して草地に捨てています。町中が臭くなるばかりかその草を食べた牛たちは病気がちになるし、地下水まで汚染するのではと心配です。乳をたくさん搾ろう、米をたくさんとろうと言う考えを、一度立ち止まって地球の生理から考えなおしてみることも大事ですね。

    • VFK

      全く同感! 何をやるにしても考えるスタートが間違っているようですね。
      今の国会を(地方議会も)テレビなどで見る限りとても残念です、一人一人は考えられる方々なのでしょうけど、
      国や地方を任されてまるで‘陣取り合戦’ですね、こんな様子でどんな国に、どんな人(子供)が育つのやら・・・。
      安心して百姓もできん!、かといって文句言ってばかりで何もやらんというわけにはいかん、まぁ明日も田んぼのアゼ草でも刈ろうかな。
      牛乳が手に入るならチーズやバターを作ってみたら?チーズは燻製にもやってみて!。

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