福島の原発事故翌日から避難して
来ていた孫たちが一時帰宅した
なんと静かな事、寂しいことなんだ
か気が抜けたような二人だけに
なったジジババは言葉も少なく
日々無言の行
無言でいても田んぼの草は休まず止まらずよく伸びるさつま芋の植え付けも急がれるけど取りあえず除草のチェン曳き
見た目は大変そうに見えるが意外と早くて楽チン 半日で一町二反完了、水が澄んでから観察してみると結果は‘早くて楽チン’程度
ほとんど努力のかい無し、いろいろな情報で「この方法が良い!」となっていてもそれはその場所に合ったやりかたでどこでやっても
有効とは限らない、ここでわたしがやって最も有効な方法を見つけなくては・・・・
田植体験交流会の予定が雨で中止、それじゃぁ食事会にという事で話はとてもスムースに進み家で持ち寄りのご馳走をいただく
時々雨が止んで田植日和となるが皆さん話に夢中であまり気にならない様子、それどころか「こんなにお菓子を食べたら太るんよ
ねぇー」など言いながら手と口は止まらない、まぁしょうがないねぇ
どーも落ち着かないので3時過ぎに雨合羽を着て一人で田んぼへ、苗床から苗を40枚ほど剥ぎ取り軽トラで田んぼへ
最初の日は田植機の試運転を兼ねるので一人でユックリやったほうがやりやすい植えてみると予想以上に順調に植えつける
これなら座り込んで喋っている皆に来てもらえばよかったの感じ、そのうち来てくれるだろうと期待しながら機械に苗を補給して
植える、期待した私がバカだった 全く来る気配なし だんだんと「こないかなぁ~」→「来てほしいなぁ~」→「そろそろ来いやぁ!」
イラッとしながら植えていると苗切れになり軽トラで取りに行こうと雨で濡れた坂道を発進、タイヤは回るが車は進まず4WD にする
そりゃぁ!っとアクセルを踏む、今度はタイヤが回りながら車は田んぼの方へずり落ちていく、いまさら来て欲しいなんて言いたくは
ないけど携帯で「車を押してくれぇ!」と頼む、夕方には約1.1反植え終わりポンプで洗車 アーァ ・・・
雨で外の作業が出来ず車でふらふらと出かけると丘の上にログハウスが見えた、作業着のままではあったがあまり綺麗なのでつい
ドアチャイムを押してしまった、写真を写したいと頼んだら中を案内されたそこは今月オープンしたばかりのエステや癒しの店(うまく
表現できない)だった、どーぞどーぞと勧められるがままに隣の自宅で紅茶まで頂いた、店も自宅も屋内は白木のままで木の香りが
とても心地よかった、話し込んでいるうちに農業塾で一年間一緒だった知人の姪だった、昨日は田んぼで作業中に井戸のボーリング
をやって欲しいと来られた方も偶然お互いの知人が同じ人だった、人の繫がりというか縁というか不思議なものを感じる。
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