危険木の処理

木が倒れて家を破壊しないために危険木の伐採を頼まれた 太さは径30cm~65cm、樹高21mの大木だった

今回の一番大きなモミの木根っこだけでも私より大きい樹

伐倒方向を大きく左右するのが「受口」と云って樹を倒す側に大きく切り口を空ける作業 この受口で倒れる方向がかなり左右される

思い通りの伐倒が出来て‘どや顔’

松さんのおかげでかなり良い仕事になった

こんな作業はかなりの危険を伴うので落ち着いて現場の多方面に気配りできて チェンソーを使い慣れて気心の知れている人でないと安心して作業できない 松さんはそれが出来る人なのでお願いした

足元は良いけど伐倒方向は5~15度の範囲内にしないと下にある小屋を潰してしまう 樹は曲がっていたり枝が一方向に偏っていたりさまざまな方向に重心がある それを決まった方向にしか倒せない 通常の伐採ならこんなに手間をかけないでどんどんと作業を進める 「追い口」を切る時には樹冠の動きを気にしながら倒れるのを探る

家の方向に太い枝が多く伸びているのでこのままでは建物に被害が

登って枝を切り落とした、これで樹の重心はかなり幹に近づいた

倒す方向の受口ができたので追い口を切り始める

受けと追いの間に少しだけ切らない部分を残してクサビとチルホールで引いて予定方向に倒す

思い通りの方向に倒れた後の樫の木

今日はかなりの精度で倒す予定ポイントより20cmの差だった

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