今年は出穂が早かったのでそれに合わせて適期の刈取、台風が近づいているのでちょうど良いタイミングでやれた しかし、良かったのはここまで、刈り始めるとベアリングが固着している、潤滑剤やグリスの噴霧などで直ったと思い刈り始めると20mも進まないうちにエンジンルームから煙、刈取りをあきらめてコンバインを倉庫の屋根下へ移動し分解してみたらベアリングが壊れていた、数時間後には部品をもってきて修理、気を取り直して田んぼに向かい2周刈取って軽トラのタンクに籾を出そうとしたらエンジンに負荷がかかって直ぐに止まる、何度やっても同じ、コンバインの中の籾を全部手でかきだす、再挑戦するもエンジンに相当な負荷がかかっている様子、3回目のクボタコール、直ぐに来てくれる、籾の排出パイプの中でカチカチに固まっていた、籾送りパイプの中のスクリュウーが破損していた、メーカーのクボタは工場で整備したいと引き取りに来た、全てにおいてとっても早い対応だった 田んぼには稲がある、台風は近づいている、コンバインは無い、「今日はやるぞ!と意気込んで高齢者(二人はやや若い)6人が集まってくれていた、倉庫の屋根下で弁当を食べながら話して何となく時間だけが過ぎる 仕事に行っている知人に『コンバインが壊れて稲刈が出来んけどやってもらえん?』 「いつやるん?」 『今から!』、「・・・・じゃぁ帰る」 『6人が解散せずに待っとるよ!』 間もなく職場から帰ってコンバインを持ってきて直ぐに刈り始める、かなり軟らかい所や草が多くて刈取り部に詰まったりと色々な事があったけど夕方には全て刈り終わっていた 後で、自分でも不思議なくらい無茶なお願いをしていた、その無茶な頼みを何も言わずに引き受けてくれたのは凄いと今でも思う、久しぶりに【ありがたい】気持ちが湧いてきた
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